格安で飛行機

LCC対レガシー・キャリア

 最近日本にも浸透してきたLCC(ローコスト・キャリア)。既存の航空会社(レガシー・キャリア)が提供してきたサービスなどを徹底して削ぎ落とすことにより、従来では考えられないほどの低価格な航空運賃を打ち出す航空会社のことです。  その運賃は格安航空券やPEX航空券と比較しても安く、不人気路線やバーゲンセールなどで更に安くなります。しかしキャンセルや変更の手数料が高額で、中には払い戻し不可の所もあり自由度は低くなります。  そのためLCCとレガシー・キャリアそれぞれのメリット、デメリットをよく理解して使い分ける必要があります。例えば短距離で片道しか利用しない場合はLCC、海外の長距離路線の場合はレガシー・キャリアといった使い方ができます。  うまく使いこなせれば、旅費の相当な節約につながるでしょう。

始まりは1970年代と古い

 LCCの元祖はアメリカのサウスウエスト航空と言われています。1970年代アメリカの航空業界は熾烈なサービス合戦を繰り広げていましたが、サウスウエスト航空はその逆を行ったわけです。この型破りなビジネスモデルが世界各地に広がり、アイルランドのライアンエアー、マレーシアのエアアジア、シンガポールのタイガーエアウェイズなど次々とLCCが誕生しました。  そんな中で日本ではレガシーキャリアのサービスに価値を置く傾向がありましたが、2012年にピーチ・アビエーション、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンが次々に就航し、この年は日本のLCC元年とも言われています。  日本はLCCについてはまだまだ発展途上ですが、海外のLCCも日本市場に注目しており路線も次々と拡大していますし、これからもその傾向は続くでしょう。